今年2015年は、自分にとって まさに 激動の年になりましたが 皆さんにとっては どんな年だったのでしょうか？

来年は良い年になると良いですね。

この話は、暑い夏の日の話なのですが  自分の出身地 広島の話です。

８月６日 広島市民にとっては 忘れられない日

世界で初めて 核爆弾 、原爆が投下された日です。

私も 小さい頃から この事は とても惨たらしい行為なのだと 教育を受けて来ました。

人間が行う 行為としては、なんとも考え深い おぞましい ものだと 教育されて来ましたし、また

その通りだと思います。

だから この日  広島の原爆の日は 私達 広島の人間は 心から 黙祷し 被爆者の人達へ 冥福を祈るのです。

この８月６日は、私達にとって 特別な日なのです。

街全体が そう言う雰囲気で、子供ながら 私も ああ、今日は特別なんだと思っていました。

今までも その日だけは 何とも言えない気分になっていましたが、霊を見るようになった 今年の夏

私は その日を 地元広島で体験しました。

8時過ぎ頃 私は部屋で寝ていたのですが、いきなり 物凄い音がして 飛び起きました。

目を覚ましてすぐに、物凄い頭痛と吐き気が襲って来ました。

周りからは 悲鳴やら 呻き声、鳴き声 怒鳴り声などが聞こえて来ます。

ですが、あまりもの頭痛の痛さと吐き気で 周りを見回す事も叶わず、ただ ただ うずくまって居ました。

霊を見るようになってから、夜寝る時 真っ暗にして寝るのが怖いで 、いつもテレビを小さな音にして 付けぱなしにして寝るのですが、テレビでは 原爆で亡くなった戦没者の霊を慰める 式典が 広島平和公園で行われていました。

ああ、今日は 原爆の日なのだ

心の中で 冥福を祈ると共に、今 私の耳に聞こえている声達は 、その原爆で亡くなられた人達の魂なのだと理解しました。

それにしても、なんと言えば良いのか…

めっちゃリアルで、人々があっち こっちでバタバタしたり 怒鳴りあったり 、泣きじゃくったり とそれは、物凄いものでした。

その中で 心に残ったのは  女の人の笑い声がずっとしていました。

人間 いきなりこんな状況に陥った時、もう笑うしかないのでしょうか？、それとも 余りにもの状況に 頭がおかしくなったのか…

その 笑い声が とても印象に残りました。

しばらく その頭痛と吐き気に襲われ うずくまって リアルな喧騒を聞いていました。

時間にして、20分位 だったと思います。

それからは、吐き気も頭痛も喧騒も 嘘のように無くなりました。

テレビの中の式典が終わりにさしかかっていました。

後で聞いたのですが、広島に居る (霊能者？)と呼ばれる人達は その日だけは 広島を離れるらしいのだと言うことでした。

霊感が強すぎると、余りにも多い霊達には なす術も無くなるって言うことでしょうか？

まぁ、気持ちは分かります。

戦没者達の霊達には悪い気もしますが、居ても何も出来ないし、あの頭痛や吐き気をもう一度しろと言われれば、 悪いですが 勘弁願いたいですね。

それにしても リアルでした。

百聞は一見にしかず？ ←これで合ってるのかな？

と言いますが、子供の頃から散々教育されて来ましたが、 あの日の20分弱ほどの体験のほうが よほど分かりましたから…

あんな 惨たらしい事が出来るなんて、人間ってホント 恐ろしいな と思いました。

映画や本とかに 連続殺人鬼やらが出て来て 人々を 惨たらしく殺しまくったりしてますが、なんと言うか レベルが違いすぎですよね？。

ドラクエ などで言うと、連続殺人鬼はスライムとかのザコキャラ 

原爆はラスボス以上

まったく 次元が違う

もう 笑うしかない  そんな心境です。